魔界のステップ

フェミ野郎と板東英二が嫌い

シコれメロス

 

メロスは射精した。

必ず、かのソープ王を除かなければならぬと決意した。

メロスにはセックスがわからぬ。

メロスは村のオナニストである。

ナニを握り、パソコン片手に遊んで暮らしてきた。

けれども亀頭に関しては、人一倍に敏感であった。

今日未明メロスは村を出発し、野を超え山を越え、100m離れたこのシラクスの市にやってきた。

メロスには父も、母もない。

マンコもない。

六十の、ヤク中のおっさんと二人暮らしだ。

このヤク中のおっさんは、近々、村のソープ嬢と結婚することになっている。結婚式も間近なのである。

メロスは、それゆえ、バイブやらヘロインやらを買いに、はるばる市にやってきたのだ。

メロスには竹馬の共があった。

ズリヌンティウスである。

今は此のシラクスの市で、オナホ職人をしている。

その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。

久しく逢わなかったのだから、訪ねてイクのが楽しみである。

シコりながら歩いているうちにメロスは、まちの様子を怪しく思った。

ひっそりしている。

「これでは、ナニを見せつけることができぬではないか!」

メロスは激怒した。

ついでに射精もした。

もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当たりまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。

インポのメロスも、だんだん不安になってきた。

路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、夜でも皆が薬をキメて、まちは賑やかであったはずだが、と質問した。

若い衆は、チンコを横に振って、答えなかった。

しばらく歩いて老爺に会い、こんどはもっと、チンコを硬くして質問した。

老爺は答えなかった。

メロスは両手で老爺のチンコをゆすぶって質問を重ねた。

老爺は射精した。

すると老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。

「王様は人を犯します。」

「なぜ犯すのだ。」

「性欲を抱いている、というのですが、誰もそんな、性欲を持っては居りませぬ。」

「たくさんの人を犯したのか。」

「はい、はじめは御自身のおとうさまを。それから、おじいさまを。それから、弟さまを。それから浮浪者のおっさんを。」

「おどろいた。国王は乱心か。」

「ええ、爺専のクソゴミ野郎ですよ。今日は六人犯されました。」

聞いて、メロスは嫉妬した。

「なんて事だ。羨ましすぎる。」

メロスは、単純な男であった。

買い物を、背負ったままで、のそのそ王城にはいって行った。

たちまち彼は、巡邏の警史に捕縛された。

調べられて、メロスの懐からはバイブが出てきたので、騒ぎが大きくなってしまった。

「このバイブで何をするつもりであったか。言え!」

暴君ディオニスは静かに、けれども威厳をもって問い詰めた。しかし、その顔は赤面しており、ひどく興奮していた。

「おまえを犯しつくすのだ。」とメロスは悪びれず答えた。

「優しくしてね///」と王は答えた。

勇者は、ひどく赤面した。

 

 

        完